「キリストを知る素晴らしさ」
更新日:2016.10.24
フィリピの信徒への手紙3章7-11節(新P364)
牧師 米倉 美佐男
「キリストのゆえに、わたしはすべてを失いましたが、それらを塵あくたと見なしています。」(8節)
今朝は幼児祝福の統合礼拝です。各家庭に与えられた幼子を神の家族として私たちもご両親たちと共に育てて参りましょう。この子たちに一番大切な信仰を伝えて行くことを祈りましょう。
今お読みした聖書箇所に書かれている大切なことは、イエス様を信じる喜びです。一番大切なことは誰に出会えるかです。イエス・キリストというかけがえのない方に出会えた喜びを感謝しましょう。その良い出会いに喜びや感謝がなかったとしたら大きな損失です。読んだ聖書の箇所にはイエスと出会った人の大きな喜びと感謝が証されています。この手紙を書いたのはパウロです。彼は申します。わたしたちは神の霊によって導かれ礼拝をする者です。イエス・キリストを誇りに思い信じています。私はこの世的には成功し、多くの者を得ました。ユダヤ人としてはエリートだったと。
けれども彼は現世で得た数々の宝をキリストに出会ってからはそれらを全く価値のない何の魅力もない不必要なものと思えるようになったと言うのです。それほどキリストとの出会いは衝撃的なものでした。彼はその喜びに満たされており、その感激をあなたたちに伝えたい、思い出して欲しい、知ってほしいと言います。主イエスに出会ったことが彼の人生を180度変えました。今まで必死に求めてきたものが命をかけてまで得るに値しないことを知ってしまいました。本当に大事なものを知ることが重要です。それは主イエスの十字架の愛と復活の恵みです。それに勝るものはありません。キリストを知る喜びの生活があるのです。
(2016年10月16日統合礼拝説教より)