「仲保者とは誰か」
更新日:2014.6.16
テモテへの手紙一 2章5-6節(新P385)
牧師:米倉 美佐男
「神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。この方はすべての人の贖いとして御自身を献げられました。これは定められた時になされた証しです。」(5−6節)
ペンテコステそして子どもの日・花の日で子どもと一緒の統合礼拝です。ペンテコステ(五旬祭)に弟子たちが礼拝を献げるためにエルサレムに集まっていた所に聖霊が下りました。今は聖霊降臨日といいます。
今朝も続けてハイデルベルクの信仰問答、第6聖日問16〜19を読みます。
問十六 なぜ、その人は、まことの、正しい人間でなければならないのですか。
問十七 何故に、主は、同時に、まことの神でなければならないのですか。人間の罪を本当に贖うことは人間が自身の力ではできません。神と私たちの間を執り成してくださる仲保者が必要です。まことの人であり、まことの神であるお方、イエス・キリストが必要です。
なぜならば、神の義は、人間自身の罪の贖いのために償いをすることを、求めているからです。主が、ただ神としてのご性質の力によってこそ、神の怒りのさばきの重荷を耐えることがおできになるからです。
問十八 真に、神であると同時に、真に、正しい人間である、という仲保者とは、誰ですか。われらの主イエス・キリストです。主は、われわれが救いと義とを得るために遣わされました。
問十九 どうして、それが、あなたに、わかるのですか。
聖なる福音(聖書)によってわかるのです。わかるとは、聖書をただ知識として理解する意味ではなく、聖書の証言即ち、キリストを信じることです。福音において証された主イエス・キリストを信じて、聖霊の働きによって、主を証しするのです。
(2014年6月8日礼拝説教より)