「献げ物」
更新日:2013.12.2
コリントの信徒への手紙二 8章1-15節
台湾基督長老教会宣教師:
ディヴァン・スクルマン
主の平安がありますように。今日の聖書の箇所コリントの信徒への手紙二8章1−15節:パウロはマケドニア州の諸教会に与えられた事を神の恵みと呼んでいます。もともと新約聖書では神の一方的な好意の現れとしての「イエス・キリストによる救いの恵み」を意味します。この恵みにあずかった者は喜び満たされて、他の人々を助けるために働くようになりました。マケドニア州の諸教会は最初から激しい迫害と困難の中にありました。しかし彼らはへこたれませんでした。マケドニア州の諸教会はこの「どん底の貧しさ」の中でも、彼らの喜びは満ち溢れて惜しまず施す豊かさとなったのであります。
私は玉山神学院卒業後ブヌン教会の一つの教会の副牧師になりました、そこでは刑務所伝道をしています。その後台湾基督長老教会総会の伝道委員会から連絡があり、2005年の9月に私は宣教師として北海道に遣わされました。私は北海教区で主に多方面の働きに協力する仕事をしています。アイヌ民族の人権回復の運動に参加しています。帯広の「とかちエテケカンパの会」にも協力をしています。北海教区に属する教会や道外の教会・センター、或は他教派の教会、キリスト教主義学校で説教奉仕並びに、北海道大学先住民研究センター等諸団体での講演等の働きをしています。私はたくさんの人々に助けてもらっているので、私もできる限りいろんな人を助けたいと思います。
今日の聖書の箇所の14節に:「あなたがたの現在のゆとりが彼らの欠乏を補えば、いつか彼らのゆとりもあなたがたの欠乏を補うことになり、こうして釣り合いがとれるのです。」3・11東日本大震災が二年8月になりました。その時世界各地からたくさん援助が与えられました。苦難の中にいる人々を助けてささげることは福音の証しの方法の一つです。祈ってささげる献金は最も効果があります。それは自分の信仰告白としての応答と言えるでしょう。
(2013年11月24日礼拝説教より)