「どんなことにも感謝しよう(収穫感謝合同礼拝)」
更新日:2023.12.5
聖書テサロニケの信徒への手紙一第5章16-22節
小林克哉牧師
伝道開始145年を迎え、146年へと向かう歩みが始まりました。この期間、わたしたちの群れは礼拝をささげ続けてきました。共に御言葉を聞き、恵みの座に近づき聖餐の恵みにあずかってきたのです。今朝、伝道開始記念記礼拝に与えられた御言葉は、「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。」(16-18節)です。
ここに神さまのわたしたちに対する思い、御心が示されています。それはイエス・キリストにあって、十字架で死なれ三日目にご復活し今も生きておられ再び来てくださる主によって、喜び、祈り、感謝することです。
これはキリスト者一人一人に語りかけられている御言葉です。キリスト者の人生訓のように読むことができます。しかし「あなたがた」と呼びかけられていますから、第一には(個人というより)教会に語りかけられている御言葉です。いつも喜び、絶えず祈り、どんなことにも感謝する。わたしたちが礼拝において経験していることです。
わたしたちが出会う事柄や出来事の中にはとても喜べないことや感謝できないことがあるものです。そのような時、共にいて支えてくれる人がいるなら、わたしにとってその人が喜びであり、何でも話せる相手であり、その存在に感謝するでしょう。わたしたちにはイエス・キリストがおられるのです。
今わたしたちのこの教会の歩みにおいても、主は共におられるのです。あなたの人生にも主は共におられるのです。あなたの罪を赦し救うため十字架で身代わりとなって死んでくださり、三日目にご復活し今も生きておられ、神の国の完成のために再び来られるイエス・キリストがあなたと共におられるのです。
わたしたちはこれからも主の日の礼拝をささげ続けながら福音を宣べ伝えていきます。そこでイエス・キリストにある喜び、祈り、感謝を経験し続けていくのです。アーメン
(2023年11月26日礼拝説教より)